第38回 ”美のなかにふれあいがある”
「東京都障害者総合美術展」のお知らせ。
令和5年7月13日(木)~7月17日(月・祝)
絵画・書・写真・造形
西武池袋本店7階(南)=催事場A 特設会場にて、「東京都障害者総合美術展」が開催されています。
芸術、アート、創作活動などを標榜している当作業所「ほほえみのたね」からも、数名の方が見事入選されましたので、ここに、ご案内させていただきます。
まずは、「東京都障害者総合美術展」の趣旨について、小池百合子東京都知事の言葉をお借りしてご紹介いたします。
ごあいさつ
「東京障害者総合美術展」は、障害のある方の文化・芸術活動の発表の場を設け、その優れた才能を引き出すとともに、障害のある方への都民の皆様の理解を深めることを目的として、毎年開催しております。
38回目を迎える今回、ご応募いただいた数多くの作品の中から、特に優れた約200点の作品を展示しました。一つひとつの作品に、制作した方の個性や豊かな感性が溢れています。皆様、この素晴らしい作品の数々を心ゆくまでご鑑賞ください。そして、作品に込められた作者からのメッセージを感じとっていただきたく存じます。
芸術は、障害の有無などを越え、人々の心に直接働きかけ、響いていきます。都民生活をより豊かにし、東京の持続可能な発展にもつながります。東京都はこれからも、生涯のある方が、芸術を通じて優れた才能を開花させ、発揮することを応援してまいります。この美術展をご覧いただき、多くの都民の皆様が、障害のある方の文化・芸術活動への理解を深められることを期待しています。
一人ひとりの個性と多様性を大切にすることで、東京の未来は輝きます。すべての人がいきいきと活躍できる「ダイバーシティ・東京」をみんなで実現してまいりましょう。
東京都知事 小池百合子
会場に入ると、たくさんの作品が、所狭しと並べられていました。どの作品も、個性豊かな力作ぞろいです。
作品から伝わってくる、作者の想像力と溢れる情熱に思わず圧倒されてしまします。
さて、ここで当作業所「ほほえみのたね」に通所されている作家の皆さんの入選作品をご紹介させていただきます。
<作者:PACOさん「紫陽花」>
<作者:関根さん「灰色の君」>
<作者:橋本さん「自画像」>
<作者:三澤さん「楽園」>
<作者:國島さん「うずから、、、」>
そして、な、、、、なんと!
今回、栄えある最優秀賞に、野島雅人さんの「聖なる神殿」が受賞するという最高の栄誉を頂くことが出来ました。
常日頃より、真摯に、ひたむきに、作品作りに没頭している姿を目の当たりにしているので、職員ともども感無量です!
このような素晴らしい機会を設けていただいた東京都や公益財団法人日本チャリティ協会をはじめ、審査員の皆様方には、この場を借りて、心より御礼申し上げたいと思います。
大変、ありがとうございました。
<作者:野島さん「聖なる神殿」>